2026年7月13日見えないけれど凄いぞ! 心の育ち

今年はなかなかプール日和にならなくて、待ち遠しい太陽でしたが、あまりの急な暑さに、追いつけないでいます。プール遊びの子どもたちの声は、キラキラしていてその声を聴いているだけで、夏に子どもたちが大きく飛躍するのが納得できます。

のびるね森のようちえんも今週いっぱいで一学期が終わります。もう少しこの歓声を聞いていたい気もしますが、家族と過ごす夏の体験も大切ですね。
お母さんたちのお陰で、のびるねの図書の整理が整い始めています。森の絵本図書館が定着できる日も近いでしょうか。お母さん、お父さんに力を貸して頂けたら、読み聞かせの会や、お話し会など、この自然環境の中でやれたら素敵だな~と夢見ています。夏の間も、のびるねの施設が開いている時は、どうぞ絵本を借りに来てください。絵本は子育てに沢山の力を貸してくれます。
特にお勧めですが、8月は平和について、みんなが心を向ける時です。私も高齢者ですが、戦争を知らない世代です。実体験として語り継ぐ世代が身近にいなくなってきました。でも戦争はどうやらなくなることは無いような恐ろしい世界になってきています。知らない内にでは済まされません。子どもたちを守る為にも、次の世代に語り継ぐためにも、沢山の絵本が出版されています。意識をして大いに活用していきたいと思います。幼児期の子どもたちが理解するのはずっと先かもしれませんが、大人たちが、どんなことをしても守りたい事を拘って伝え続ける事が大切だと思っています。
見えないけれど凄いぞ! 心の育ち
見える成長も嬉しい事ですが、目には見えにくいのですが、精神的な育ちも大きく、色々な場面でその変化した姿を見せてくれていて、驚きと、嬉しさでワクワクします。春の頃、お母さんと離れがたく、不安で泣きながら、でも子どもなりに自分たちを取り巻く大人たちの様子を見、確かめ、 判断して、そして少しずつ自分の思いを出し始め、大人を振り回す時もたくさんありました。
先日、東所沢保育園に遊びに行き、その日は行く予定ではなかった川に急遽予定変更で向かいました。川に行って川で遊ばないで帰る訳は無いのですが、案の定みんなずぶぬれで遊びました。この日予定ではなかったので、草履を履いてきてしまったWちゃんです。以前も草履か靴かで大泣きしたことがあったり、川まで靴を持ってきてもらったりの対応で切り替えていたのです。「靴が無いよ」と言う訴えに「草履では川に入れないから、今日は我慢かな」のつれない返事「川に入りたい!」「どうすればいいの!ゆきえさーん、裸足じゃ入れないしー」この辺りで泣きべそになりそうなところ、私に食い下がります。「困ったね~」そして一つ提案を出してみました。「ビニール袋を草履にかぶせてみようか?」「うん!そうだね」」「やってみる‼」きっと想像は出来ていなかったのでしょうが、とにかく川に入りたい思いの強さで足にビニール袋をかけて縛ってあげると、喜んで川遊びの仲間に飛び込んでいきました。思いは出せても、泣くことで終わってしまうと、何が嫌だったのかも、困ったのかも良く分からないで納める事になるのですが、どうにかしたいと言う気持ちが、思考を巡らせていました。今回は私が提案しましたが、これからもいろいろな事に向かう時、諦めないでどうしたら良いか、考えて乗り越えていく子になって欲しいと思いました。
つい先日も「かき氷下さい」が緊張して言えないでいた子が居たので、「そう言う時は、誰かお友達と一緒に来るといいかもね」と伝えて、みんなにも「その時はよろしくね」「いいよ~」こんな会話が功を奏したのか、一番に食べ終わって、「かき氷下さい」と一人で来て、大きな声で言えました。遊んでいる時は、誰よりも元気で、活発で、おしゃべりもたくさんするのですが、いざとなると緊張してしまうSちゃんの心の葛藤と大きなチャレンジの1歩だった事でしょう。心の育ちは気付かなければ、当たり前に過ぎ去っていきます。それが成長なのですから。でも見える力に一喜一憂するのではなく、小さな当たり前のような心の動きにも、喜びを見いだせると親も豊かな気持ちになりますよ。子どもたちは親の知らないところで、沢山の経験をして成長しています。家族で過ごす夏休みに、又いろいろな出し方で見せてくれるかもしれませんね。そんな気づきがある夏休みになる事を願っています。