2026年8月17日「森の力」が育む子どもたちの未来

夏休みもあと2週間ほどになりました。お盆休みに帰省する混雑ながらも、いつもの和やかな情景が、今年は地震に大雨と、災害のニュースが続きました。私たちが予想もしないような事態が起きているのですね。アスファルトの道路が、予測不能な大雨に行き場を無くして溢れ、車を飲み込み、家が浸水する事態になりました。今、ここは大丈夫と言う安全な場所は無いのかもしれません。60年以上前に出版された「沈黙の春」と言うレイチェルカーソンの著書で、今の現状を予測するかのように警鐘を鳴らしていたと聞きました。その頃は理解出来るまでの経験もなかったのですが、今なら分かります。そして環境汚染を食い止めるにはもう遅いのかもしれません。クマの被害で山にも行けませんが、野生動物たちの方が地球の危機を感じ取っているのではなかと思ってしまいます。地球を守る事は出来るのでしょうか?

学童にお手伝いに行った時、子どもたちを誘って「水野の森」に散歩に行きました。虫かご、家から持参していた水鉄砲などを手に、初めて行く森を想像して楽しそうです。西冨小の線路脇は太陽が照り付けるしんどい道です。でも電車が通るたびに、歓声を上げます。熱中症を気にしながら15分ほど歩いて一足森の中に入ったら、一度に空気は変わり、その変化に気づいたのでしょう、子どもたちの会話が変わってきました。「空きれいだよ」下ばかり見ているかと思いきや、空を見上げていたのか、「あれは何?」「植林しているんだよ」フーミンの話にみんな頷きます。水野のロッジに到着。蜜のこぼれる木にはもうカブトやクワガタは居ませんでしたが、虫目になった子どもたちには、色々なものが見えてきている様でした。何かを見つけると、みんなが寄っていき、しゃがみ、会話がはずみます。部屋の中では聞かれないような会話、華やぐ声、眼差し、関りに、又森の力を感じた時間でした。この森の周りも、木を伐採し、家がどんどん建って景色も変わっていきます。子どもたちの為にも、なにより地球を守る為にも、自然を守って生活する術を考えていかなければと思います。