もぐもぐ・ゴックン・赤ちゃん食堂がスタートしました

ゴールデンウイークが終わり、いつもの日常が戻ってきましたが、流れるニュースは目を塞ぎたくなることだらけです。紛争地域はどんどん広がり、いつ終わるとも知れません。犠牲になるのは、民間の人たちです。遠い国の事とはいえ、平和な世の中だとは言えません。日本でも、大人の身勝手な怒りをなぜ子どもたちが生活している通学路や、学校に向けるのでしょう。この連休は、憲法記念日・子どもの日と大事な祝日がある事を、忘れないでいたいと毎年思います。

5月2日は、のびるねのお家で子どもの日をお祝いしました。鯉のぼりはみんなで絵の具遊びをした大きな布に、目を入れて作りました。大きな口から鯉のお腹をくぐって出てくると「やったー!」と大喜び。トンネル効果ですね。向かう先に出口の光が見えると、やり切った思いが溢れるのです。強い流れにも負けず、滝までも登る鯉にあやかり、元気で大きくなるようにと願いを込めて、鯉のぼりを飾ったと言われます。お土産のポシェットもみんなで描いた布で作りました。こちらは森や、畑、里山で遊ぶ時のお供に肩にかけ、もっともっと自然が大好きになって欲しいと言う先生たちの願いです。柏餅もみんなで手作りしてみました。自分で作ると不思議においしいね。Aちゃんはヨモギを入れてヨモギ団子を作りたいと言って居たので、その願いも叶えたいと思います。やってみたいが叶う場所です。

 次の日は。職員の家族が集合して、のびるねのお家で遊びました。お母さんが働いている場所に来て1日過ごし、楽しい場所だと分かったら、お母さんの仕事も応援してくれるようになると思います。美味しいご飯も、お手伝いから始まり、好きな物を、好きなだけ食べ、お腹がいっぱいになったら、好きな事を何でもして良い1日でした。家族ごとに楽しむのも良いですが、たくさんの大人に見守られて、好きに過ごせるこんな過ごし方は、大人も楽です。

子育て中に是非みんなで仲良くなって、一緒におもしろい事を企画して下さい。安上がりで最高に楽しいですから。大変な子育て中にこそのお勧めの楽しみ方です。子育て仲間のお陰で、私は4人の子どもの母になれました(笑)

今日は1組でした。先週会った時は、顔を合わせる度に「え~ん」と泣かれていたのですが、今日は一人ずつの顔をじっと見つめてくれました。離乳食も進みました。一緒に見ていてくれる人が居るだけで心強いです。離乳食も時代で様々に対応が変わり、お母さん達を混乱させます。食べなければ心配だし、一生懸命作ったら、食べてくれないのは悔しいです。体重と睨めっこしちゃいます。育児書は一般的な事しか書かれていないので、当てにしてはいけないのですが、ついつい調べては、更に悩んだりしている人が沢山居ます。目の前の我が子が何よりの育児書なのですが、まだ情報発信は本当に少ないので、分かりにくいですね。そんな時代のお手伝いを『もぐもぐ:ごっくん』はさせて貰います。少し肩の力を抜いて過ごせたら、我が子の素敵に、成長の喜びに、たくさん出会えると思います。それが喜びになり、ママが元気になると子どもは最高に嬉しいのです。

 今日は私達もお母さんと一緒にご飯を食べました。やんちゃな娘の行動に、ついつい「ダメ」出ししちゃう事、テレビに夢中で心配など、気軽にお喋りしている中で、安心していたのでしょう、Bちゃんは上手な這い這いを見せながら、遊んでくれました。

この時代は、「どうしたらダメを言わなくて済むか」と言う思考をする事をお勧めします。ママ一人の時は、家事の手抜き、油を使う料理はしない。壊れては困るものは片づける。大人を困らせるような事をする時は、相手をして欲しい時。中途半端な対応は却って助長させ、ママのダメ出しも含めその行為が楽しみになります。しっかり向き合い、興味を別の所に持って行きましょう。
子どもを賢く育てたければ、とにかく遊ばせる事が大事。それも受け身ではなく、好奇心(いたずらに見える事もある)いっぱいにして、見て、触って、聞いて、五感フル回転で脳の回線を増やしている時代です。座って居れば入ってくるテレビの情報とは格段の差があります。そんなに早くから与えなくても、今の時代触れる時が来ます。メディアスタートは出来るだけ遅くするのがお勧めです。テレビは一度壊れて映らない事にしてみましょう。是非パパが演技してみて下さい。そして外に連れ出しましょう‼