2026年2月18日子育てを助けるものが、子どもを苦しめることがある 

 先週の日曜日、所沢でも5センチくらい積もったでしょうか?投票所近くの市民の森では早速子どもたちが雪合戦をしていました。

 天候の悪い日でしたが、選挙会場は並ぶほどの人出でした。短期決戦、こうなることはあらかじめ分かっていたけれど、今私は不安感でいっぱいです。「さなえちゃーん、がんばってー!」と黄色い声で応援しているのが、中年女性、高齢者です。子どもたちの未来を託す選挙が,推し活で大丈夫なのか、自分たちの足元も危うくなることが分かっているのだろうか?この人を総理大臣と認めるため800億円もの税金を使い、この先に見えるのは、差別、格差、戦争。自民1強になったので、歯止めがききません。そんなとき私たちに何が出来るのでしょう。こんな所で愚痴っていても仕方ないのですが、ついついこんな書き出しになってしまいました。

 雪の後は、急に暖かくなって、もうフキノトウが芽を出しています。森で遊んでみましょう。春がゆっくり来ているような気がします。 

 「オシッコ出たよ !」そのとびっきり弾んだ明るい声は、キッチンにいた私にも聞こえました。振り返ると、体中を弾ませるようにして、お母さんと、遠くにいる先生たちに大きな声で伝えています。昨年春から、紙パンツをやめて、お漏らしをしても良いので布のパンツで過ごすことを勧めていました。でもなかなかすっきり切り替えが出来ず、紙パンツに戻してみたり、夏の薄着になるチャンスに又チャレンジしたりしていました。 

 子どもは何も言いませんが、1日オシッコが出ない日があったり、トイレに行くのを嫌がる事もないが、座って終わる事が続きました。パンツにするか、紙パンツにするか、自分で選んで過ごすようにしてみたり、ママも、子どもも苦しい時があったのだと思います。子どもの1日がトイレトレーニングで終わっているわけでは無いですが、トイレでオシッコが出来た喜びを伝える姿を見て、私は深く反省しました。3歳になったばかりの子が、1年近く、緊張したり、我慢したり、情けなく思ったり、大人を気遣ったり、色々な思いをしてきた事に、どれだけ気づき、フォローが出来ていただろうか?おしっこをすると言う当たり前の行為に向かう時に、子どもたちの心にどれだけの負担をかける大きな出来事になるのか、思いやることが出来なかったことに改めて気付いた一瞬でした。 

 トイレトレーニングとは、「排泄はトイレでしょうね」と言う事を習慣化するだけの事なのですが、便利な紙パンツと言う優れた製品の登場で、排せつの自立が昔より遅く、個人差もありますが、こじれてしまうことも多くなっているように感じます。排泄は食事と同じくらい、生きてくうえで重要です。そしてとてもデリケートな事なのだと受け止めたいです。本来なら、生まれた赤ちゃんは、たぶんオシッコが出るとき泣くのですね。布おむつだとここでお母さんはおむつを替える事をします。でも紙おむつの場合は、1回ずつ替えていたらとんでもない出費になります。 コマーシャルでもオシッコ何回分、もれずにサラサラと言うのが謳い文句ですから。 

 お母さんが「そろそろおむつを替えようかな」と思わない限り、おむつ交換はありません。 その内子どもは“おしっこが出たと“知らせる事をしなくなります。今のおむつ交換は、子どもの発信から、汚れたおむつをきれいにすると言う目的ではなくなっているのです。紙おむつ、紙パンツの登場で、お母さんの育児負担は大きく軽減されました。でも便利な育児用品は、上手に使っていくことも大切なのだと思います。物によっては子どもの体や、心の成長を阻害していくものもあります。分かって使っていく必要があるでしょう。必要のない我慢や、大人への気遣いや、思いを素直に伝えられない子どもたちにしないよう、深く思いめぐらせた子どもの姿でした。まだまだ子どもから教えられることがたくさんあります。