2025/11/6子どもに必要な感覚あそび
のびるねの子どもたちと一緒に、ひまわり保育園までお散歩に出かけました。いつまでも暑い日が続き、急に寒くなって「あ~あ、秋は飛ばされちゃうのかな?」と思っていたのですが、この日は秋晴れの快晴です。 天高くと言いますが、本当に空が大きく広がり、遠くに秩父の山がシルエ ットになって見えました。「こんなに歩けるようになったから、いつかあの山に行きたいね」と話すと「行きた~い」と大喜びです。
でも、最近クマの出現に、保育園も、学校も遠足に行くことも控えなければならなくなっていると聞きました。絵本の「三匹のクマ」のお話のように、家の中まで入ってくるようになって、だんだん他人ごとではなくなっています。地球のありようが変わって、動物たちも必死に適応しているのでしょう。私たち人間の暮らし方も大きな原因の一つになっているのだと思います。子どもたちに残してあげたい豊かな自然も,熊にとってもお腹一杯に森の木の実を食べ、冬眠できる様な環境にしないとダメな事を、教えてくれています。世界中で取り組まなければならないような問題ですね。
子どもに必要な感覚あそび
視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感を刺激して遊ぶことが、脳や体の発達を促す為に、とても重要です。特に0歳の時代は凄まじい勢いで脳が発達しています。外からの刺激がなければ、五感は十分に発達しません。もぐもぐでいつもやる、ふれあい遊びも、お母さんの声を聴き、見つめ、手で色々な所を、摩ったり、叩いたり、摘まんだり、くすぐったりして遊ぶだけですが、自分の体のことを知り、動かせる様になり運動機能の発達の土台を作ります。遊んでくれている人の表情を読み取り、声を聴き分け、いつしか、面白い、楽しい、こんな感情も身に着けています。手の感触、足の裏から感じる感覚、オノマトペで表すのが一番わかりやすいですが、ツルツル・ベタベタ・ヌルヌル・ゴツゴツ・ピチャピチャ・自然の中で遊ぶと聞こえてきそうな音だったりしますが、子どもの遊びの中に、こんな感覚を刺激するものがたくさん必要です。コロナ禍で、手を使わなくなった子どもたちは、手に触れるものを、除菌や手洗いで、汚れる・汚いと言う感覚で学習してしまった様です。でも、どろんこ遊びを嫌がったり、水遊びが怖かったり、食事も手を使わなかったりする姿が見られても、無理強いしたり、親が悩む必要はありません。嫌いなままで言い訳ではありませんが、少しずつ慣れていくことが大切です。今回敢えて、「感覚あそび」に拘り、いろいろな手作りおもち ゃを用意しました。月齢に合わせて出来る事、また今好きな事、興味を示したあそびを見つけられたら良いと思って計画しました。根気よく積み重ねていくことが大切だと思っています。楽しくないとあそびではないので、頑張らない事です。こんなことをしなくても、のびるねの森で遊んでいたら、子どもたちは自然と五感が鍛えられていると感じる程、この環境は素晴らしいと思います。寒くなってきますが、そんな空気感も重要です。家に引き籠らず赤ちゃんと外に出ましょう。体温調節がまだうまくできませんから、衣類でこまめに調節してあげたら、まだまだ戸外遊びを楽しめます。11月のもぐもぐも楽しみにして来てくださいね。
東所沢保育園の年長さんが、やはり熊さんの出現で、お泊り保育も、遠足も行き場に困り、のびるねにやってきました。路線バスを乗り継いで、20人の子どもたちは、いっぺんでこの場所が大好きになったようです。一度目は、森でたくさん遊んで、お弁当を食べて帰りましたが、二度目は、力を合わせたアートをやり、自分たちで食べるパンを焼き、そんな合間にも存分に走り回って遊んでいました。現在のびるねの森のようちえんは園児が少ないので、異年齢の交流と言う刺激も頂いて、繋がっています。富岡保育園の子どもたちも仲間入りすることもあります。施設の垣根を越えて、子どもが育つ場所になりつつあります。これって最高に素敵な、理想的なことだと思います。

