2025_10_2赤ちゃんもアート…”ぬるぬる色版画“

 暑い夏が9月まで続きました。ようやく少し涼しくなりました。実りの秋です。美味しいもの、変わりゆく自然の様子、美しい音色などを感じて遊びたいです。でも秋雨前線、台風などで雨の日が多くなるのでしょうか。予定が狂うかもしれませんが、”森のようちえん“の醍醐味をたっぷりと味わう暮らし方を見つけていきたい思いが揺すられる季節です。まだ身軽で活動しやすい気温ですから、体をいっぱい動かしましょう。

 クリアファイルの上に糊を混ぜた絵の具を置き、手の平で遊びます.両の手がパーと開かれて、指1本ずつにヌルヌルした感触が伝わります。ママたちは大胆に服を脱がせてオムツ一丁の裸ん坊で遊ばせてくれました。一番小さい5ヵ月のHちゃんが一番ダイナミックに遊びます。1歳近くなった子どもたちは少し経験を積んでいるので「これは何だろう?」「大丈夫かな?」こんな慎重さも出てきてすぐには飛び込まない様子も成長を感じますね。手は突き出た脳と言われます。2か月位まではぎゅっと手を握って居る赤ちゃんが、手を広げるようになると、手の働きが生まれ、そこから指1本ずつの役割もうまれ、物をつかめたり、つまめたり、手をつなげるようにもなるのですね。握っている手は緊張しているので、赤ちゃんを笑わせると手が開きます。手をグーパー出来ることに気付いたら、赤ちゃんは感動しているでしょう。手をグーにした状態で這い這いする子が時々いますが、そのままにしないで、斜面を使ったり、ふれあい遊びや、こんな感触遊びなどで、体の使い方を身に着けていけるようにすると良いです。

 子ども達が描いた素晴らしい作品は、のびるねの森の運動会の旗になって雰囲気を盛り上げてくれると思います。